【7研アドカレDay3】ナナシスの冬であるところのQOP書籍をご紹介……
これはなに
この記事は7研連合アドカレ企画の2日目です。
みんなの登録、待ってるぜ!!!!!
挨拶
アローラ、day3担当の岬サニーゴです。 day2からday4へバトン繋げるためだけに生きています。
弊研は元からt7sが好きなオタク+その身内で突発的にt7sが流行ったため発足した(と思っている)ので、新規会員が参入しづらい1環境だと思っています。
なので、軽い投稿大会や会報などはできても、アドカレのような多数の参加者が必要な企画は難しいと考えていました。
しかし、今年の7月のナナスタ1stライブを期に(?)アクティブな∀7研2が次々に発足し、また皆さん友好的で今回のような企画にも参加していただけました。 おかげでこのアドカレも無事3開催することができて、とてもうれしく思っています。
願わくば、このアドカレを通じて様々な支配人の話を聞けると幸いです。
導入
ということで、仮にも7研なのでt7sの話をしますが、正直な話t7sとアドベントカレンダーは相性が悪いものだという話があります。理由は単純で、Tokyo 7th Sistersが"夏"の季語4なのに対しアドベントカレンダーは"冬"の季語5だからです。
しかし、そう考えるのは非常に浅はかで、t7sにも冬のエピソードがたくさん存在し、さらに言えばクリスマスのエピソードに絞っても複数あります。
そんなt7sのクリスマスのエピソードの1つとして、今回自分はEPISODE.The QUEEN of PURPLEという書籍の魅力を伝えていきたいと思います。
概略
EPISODE.The QUEEN of PURPLEとは、2017年8月10日に発売されたt7sの書籍で、今までにもあったアンソロジー形式のコミックではなくライトノベルです。
312ページと若干厚い本ですが、文字サイズや余白等のおかげで比較的読みやすい本だとは思います。
内容はQOPの結成からデビューまでの話を中心に展開します。アプリのストーリーではあまり語られない内容なため、QOPのオタクは是非、そうでない人でも楽しんでもらえる内容となっています。
監修・オリジナルストーリー原案──茂木 伸太郎
ということで大信頼できる書籍です。
ちなみに、QOP書籍と同じ面々でepisode.Le☆S☆Caという前後編のライトノベルを出していたりもします。こちらもEP.QOP同様デビューまでの話なので、興味のある方はどうぞよろしくお願いします。
現在は自分が購入した頃と違いどちらもkindle版があるため、気軽に購入できます。いい時代ですね。
推しポイント
この章で自分が本書で推したい部分を語ったり語らなかったりします。 致命的なネタバレは含めていませんが、それなりに内容の話をするので、気になる人はここで切り上げてday4の記事に移ってください。
あと、念のためにいつもの画像を貼っておきます
羽生田ミトで繋がるふたり
EP.01はファーブとムラサキがナナスタで初めて会話するシーンから始まります。 "羽生田ミト"を聞くムラサキと羽生田ミトを語るファーブ。 これが今現在は評価されていないセブンスを共通点に持つ、彼女たちの交流が始まった瞬間です。尊いね。
幕開け
上の内容は、実は幕間の話となっています。
つまり裏でイチャイチャしてたってこと?
ややこしいんですが、EP.01が始まって、上の幕間パートがあって、
Tokyo 7th Sisters -EPISODE.The QUEEN of PURPLE-
という文章が挿入されてから
夏の暑さもある程度引き、朝方は肌寒い日もあるくらいになった時季。
という文章が続き、本編が始まります。
ここで注目すべき点は、2034年の"夏"が終わっているということです。
ナナシス文脈での夏というのは非常に大きな意味を持つので、その意味をしっかりと考えて読むとより大きな感情を獲得できます。
EP.00 -Summer Days Crossroads-
ところで、本書にはEP.01の幕間の前にEP.00なる章が挿入されています。
そして、この章はQOPの話ではなく、4Uのエピソードとなっています。
実はこの章はKindle等のサンプルで7割程度は読めるので、気になる人はそちらをお読みください。
それで続き3割が気になった場合は是非購入して読んでみてください。かなりヤバい話をしています(4Uのオタク並感)。
QOP書籍においてこのEP.00は非常に重要な意味を持ちます。
それは、この章はサブタイトル通り"夏"の話だということです。
もう少し踏み込むと、EP.01は4Uのゲリラライブをファーブが見たシーンで終わります。
ファーブが"夏"に触れ、"夏"に興奮する聴衆も目の当たりし、"夏"が好きな軽音部の部員から電話がかかってきます。
一方で、前述の通り本編は寒さが増す秋口から始まります。
この4Uとの対比が美しく描かれるのか残酷に終わるのか、その詳細は是非本編をお読みください!!!!!
ファーブの音楽
万一QOPを一切知らない人のために説明すると、ファーブという人物はベーシストであり、作曲家でもあります。
作中では当然ファーブが曲を作りますが、その曲を否定され、認められないシーンが何度も登場します。
閣下こと羽生田ミトに憧れを持つ彼女は、当然あの頃のセブンスシスターズを彷彿とさせるようなクリアで荒々しい曲を作りますが、
世間で今認められているのは4Uを始めとしたポップでキャッチーな曲とされています。
自分の音楽を否定される度に彼女が何を思い、何を行動するのか。 そしてQOPの面々はその行動をどう感じるのか。 詳細は是非本編を(ry
『7th CHRISTMAS ROCK FESTIVAL』のルーキーステージ
QOP発足のきっかけは、このステージのオーディションに出てみないかという支配人の誘いでした。
t7s世界でロックはアイドルと違い根強い人気を誇るため、クリスマスに久遠寺セントラルパークで行われるこの3Daysのロックフェスは毎年盛況です。
出場資格はルーキーバンドであることとオリジナル曲を持っていること。
ちょうど未発表のオリジナル曲を余らせていたファーブはオーディションの参加を決意し、メンバー集めを始めます。
なぜこのメンバーになったのか、どのように誘ったのか。 本書の序盤はその辺りの話が主題になります。
各メンバーがQOPに参加する理由/意義/目的あるある
- ある
ユメノの暴走
ユメノ初登場時から2ページ目のセリフが
「ってことは、ファーブちゃんも──って、そういうこと!? 私の部活美少女鑑賞タイム、バレー部編の最中に、支配人が私をナナスタに呼び出した意図は! こうして、ファーブちゃんと公園お散歩デートをさせるためだったの!?」
なの本当に終わってて涙止まらん。
ユメノハイスペエピソードあるある
- 文化祭やナナスタ配信ライブでギター演奏 (ギターを始めたのは「好きな漫画のキャラクターが弾いていたから」 )
- 7th CHRISTMAS ROCK FESTIVALを始めとする音楽フェスにも行く
- やけに本格的な一眼レフを持ち歩く(曰く、「シャッターチャンスはいつ訪れるかわからないからね」)
- マツリさんのプレイする筐体ゲームの知識が当然ある
- 渋い曲も知ってる
- ゲーマーのマツリさんにおすすめできる程度にはギャルゲー/百合ゲーに詳しい
- 「ナナスタにいる支配人以外の人間に一番詳しいのはユメノだ」 (作中の支配人はおそらく男設定なので)
ユメファブあるある
- ある
マツリ21歳の貴重な飲酒シーンあるある
- ある
星の話
EP.06の最終節で
冬の空気は澄んでいる。
だから、空が高く見えるし、遠くに見える建物の輪郭もハッキリとしている。
地上のTokyo-7thに溢れる光で、大半の星は埋もれてしまうけれど、天頂にある北極星は夏の 頃よりもずっと輝いて見えている。
という文章が挿入されます。
この箇所について色々解釈があるのですが、文脈等の共有もせずにやっても仕方ないかと思い割愛します。
ただ一つ書いておくと、この星空を見上げるという行動はEP.07にてムラサキもしている描写があります。
ここは要検証ポイントではありますが、もし本書で星空見上げる描写がファーブとムラサキしかないとしたら、つまりそういうこと6です。
自分はもうしばらくはQOP書籍を読む気は起きない7ので、これから読む人はその部分に注目して読むのも楽しいかと思います。 もしこの2人だけならご一報ください。喜びます。
"The QUEEN of PURPLE"の由来
最後まで読めば分かるらしい。
この書籍以外のどこかに由来の説明あったりするんですかね?
自分は見つけられませんでした。
幕引き
若干長くなってしまいましたが、以上がQOP書籍の伝えたい魅力でした。 本当はもっと絶叫できる話があるんですが、あまり書きすぎても仕方ないのでここらで止めておきます。詳細は是(ry
しかし、アドカレ企画というのは楽しいですね。
自分はアドカレに何度か参加したことがあり(別名義ではありますが)、その時のみんなで何かを作り上げる一体感を思い出して懐かしくなりました。
なんというか、毎日何かが起こるというのは日常に彩りがあって明るい気分になりますね。
みなさんはどうですか?
そんなみんなで作り上げる楽しさの話をした後ですが、自分はもう1記事くらい投稿しようかなと考えています。 今の所t7sの話ばかりになってしまっているので、次の記事はt7sから少し離れたものにしたいと思っています。 ナナシスの"ス"くらいはくらいは入ってると思うので、どうかご容赦ください。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございます。
そして、day4の同志社大学ナナシス研究会さんの記事にご期待ください!!!!!!!!