【7研アドカレDay22】スタートライン
脚本、構成、演出、作詞、作曲、音響監督、宣伝監修*1、この世の全てに手をいれた男’総監督茂木伸太郎’
彼の引退際に放った一言は人々をナナシスへと駆り立てた。
「俺の財宝か?欲しけりゃくれてやる・・・。探せ!この世の全てをそこに置いてきた!」
人々はスタートラインを目指し、夢を追い続ける・・・!
世はまさに大アイドル時代!!
噓です。*2
こんばんは、せんです。
いきなり変なものを見てしまったと思いますが、この記事は7研連合アドカレ企画の記事で間違いありません。
というわけで*3、今回は「スタートライン」について考えていきたいと思います。
これはなに?
この記事は7研連合アドカレ企画2022の22日目の記事です。
Day21の記事:
Day22の記事:またあした
本題に入る前に
また、記事の都合上、目次を後に置いています。目次を見たい場合は、こちらの脚注を使用してください*4。
本題
この世界には多くの「スタートライン」が存在します。
その中でも今回は楽曲として形をもった「スタートライン」に触れていきます。
各楽曲について深く考えていくときりがない(というか時間がない)ので、今回は、コンテンツにおける「スタートライン」という楽曲の立ち位置、楽曲内における「スタートライン」という2点を主に考えていきたいと思います。
「今始まるここがスタートライン」
1曲目はAiRBLUEのスタートラインです。
アニメ『CUE!』一期OP曲となります。
まず初めに、メタ的な視点から、この曲はアニメという新たなメディア展開への「スタートライン」という役割を持っていることは明確でしょう。アプリゲームの休止という壁を超え、最初の一歩を踏み出すためのスタートラインなのです。
見出しの通り、この楽曲では「スタートライン」を「今始まるここ」、「今並んだここ」と定義しています。
また、サビで「目の前の一歩を また一つ今越えよう*5」とあるので、超えた先にも「スタートライン」があると考えられます。
今いる場所が「スタートライン」であり、一歩進むごとに新たな「スタートライン」が現れ、ゴール(夢)へと繋がる道を創り上げていく。
ただ、この曲の「君」がよくわからない。
「君を信じてる いつでもその声が 背中を押してくれる」とあるのに、「君のその声で進めばいい」ともあるんですよね。君=AiRBLUEの仲間と考えれば、支え合い切磋琢磨するという意味で通じるとは思うんですが、そうすると「皆」がよくわからなくなってしまう。ここはよくよく考えてみたいところですね*6。
これであってるんだろうか…
歌詞の解釈って難しいなぁ…
「スタートライン ダメダメなわたしたちだから」
音楽少女より西尾未来のキャラソンです。
何というか、まだ売れていない駆け出しのアイドルって感じの歌詞ですよね。
妄想とは違う今、うまく踊れない苦悩、そして、未来への希望。
この曲の「スタートライン」はそのままアイドルとしての始まりでしょう。
音楽少女はいいですよ。月面飛行のリリファとかお勧めです。
「僕が立つスタートライン」
最後はナナシスのスタートラインですね。
Day3のスタートラインは最高でしたね。泣きました。
この曲の特徴として、「スタートライン」にいるのが一人っていうのがあると思うんです。
基本的に「スタートライン」という曲においてスタートラインには、常に複数人いることが想定されています。すくなくとも、アイドルやそれに近似したコンテンツにおいては確実でしょう。*7
ですが、この曲では、スタートラインにいるのは一人だけです。
当然、グループとしての777☆SISTERSは存在していますが、しかし、彼女たちは一人でも「アイドル」なのだ、という宣言であると思っています。自分が自分であるということを高らかに歌っているわけです。
一人一人にスタートラインがあって、それぞれが苦悩の中で何度も何度もスタートラインを描き続ける。その跡が進み続ける強さになるんだ、という茂木総監督からのメッセージ*8なのでしょう。
おわりに
大変しょぼい記事になってしまい申し訳ございません。
本来であれば、あともう何曲か紹介したいと思っていたのですが、
・手を付け始めるのが遅かった
・保存し忘れて、書きかけの記事がふっとんだ*9
・別サークル関係でMTGが連続して、書く時間をとれなかった
等々が原因で3曲しか書けませんでした。*10
とはいえ、このままでは気が収まらないので、少しずつ書き足していきたいと考えています。ほかの楽曲との関連とか、深堀りできるところはまだまだありそうなので、また来年のアドカレ企画*11で完成版を発表できるように頑張りたいと思います。
さいごに、この記事を大変楽しみにしていたpsmさんにお詫び申し上げます。
ご期待に沿えず申し訳ございません。来年までにアイカツ履修したいと思います!
それでは、またあした!